ラーマの日記

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2018年 02月 16日

BCM SHOGI というソフトの可能性


ドイツ人のボードゲーム愛好家が制作した「BCM Shogi」は使えるかも。

棋譜解析に「BONANZA6.0」を組み込めるので、かなり信頼性の高い解析が期待できる。


「Bonanza V6.0」の組み込み方


「BCMGames」フォルダ内の「engines_0.ini」の内容を以下のように書き換えて、上書き保存する。

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次は「USI」フォルダ内に、新たに「Bonanza」フォルダを作り、その中に「V6.0」フォルダを作る。


保木さんのホームページから「bonanza_v6.0」をダウンロードして、「bonanza_v6.0」フォルダ内の「winbin」内のファイルを、「V6.0」フォルダに移す。

「将棋ソフトのページ」からダウンロードした「u2b.exe」も、「V6.0」フォルダに置く。


私の場合は「Spear」は使わないので削除してある。

Bonanza同士を対局させると時々、先手・後手が一手ずつ指した後、対局が止まってしまうことがあるが、これはUSI制御用プログラムである「u2b」に起因する問題かもしれない。というのは、「将棋所」の作者さんが提供する「Bonadapter」の場合も、「将棋所」での対局時に停止することがあるから。

でも、何回か対局を再開したり、一度ソフトを閉じてから再起動すると動くようになるので、65%ほどの信頼度かな。ユーザーからのバグ情報をログに記録して、自動的に作者に送信する機能を付ければ、早期の改善が期待できると思う。

Bonanza同士を一度対局させると「V6.0」フォルダ内に「u2b」の構成設定ファイル(1kb)が出来るが、この中の「Threads」を2に変えれば、2スレッドで動作する。


TimeControl=Time
TimeA[min]=0
TimeB[sec]=3
Resign=32596
Memory[MB]=512
Nodes=100000
Depth=5
Threads=2
UseBook=true
NarrowBook=false
Ponder=false
StrictTime=false


a0311886_04291348.jpg


a0311886_01551140.jpg


この後、やはり何回かに一度停止するのがイヤで、「「u2b」を「Bonadapter」に変えたところ、全く停止しなくなった。

「engines_0.ini」を以下のように修正。

a0311886_02512291.jpg


ここまで質の高い将棋用ツールをドイツ人に作られたことに、私は落胆の色を隠せない。

「日本にだって『マイボナ』があるわい」と思ってみても、棋譜解析グラフがソフトを閉じると消えてしまったり、多数の言語に対応できていなかったりで、なんかコンプレックスを持ってしまう。マイボナの作者さんは利用者との交流を望まないのか、こちら側の要望を伝えられないので、いつも歯がゆい思いをしている。

「もうマイボナと柿木将棋Ⅸで決まりでしょう」と思っていたが、まさかこんなに凄いソフトがドイツ人によって作られていたとは・・・。久々に将棋熱が高まりそうな予感。

マニュアルが無いので、これから手探りで使い方を探ってみるのだが、保木邦仁さんがもたらしたブレイク・スルーに次ぐ感動が、将棋ファンを熱くするかもしれない。



追記

「engines_0.ini」の内容を書き換えるのは、OSの動作に不安定さをもたらすことがあるので、いろいろと設定を試す時は注意が必要。もしOSが不安定になったら、「システムの復元」で対処すると直る。




リンク

BCMGames_final

BCMShogiの棋譜解析がスゴいのでBONANZA6.0で解析させる

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# by saiyans | 2018-02-16 01:57 | 将棋
2018年 02月 12日

シンプルと普遍


ビートルズの音は初代ファミコンである。

初代ファミコンは、音の横の流れで勝負するしかなく、それが独特のゲームミュージック文化を生むことになったが、ビートルズはファミコンに先駆けてそれを実現していた。ギターで縦にかき鳴らす奏法もできるのに、敢えて横の流れで勝負した。これはデュラン・デュランなどの後輩たちにも受け継がれたと思う。

ビートルズはレコーディング時のトラック数も最初はたったの2チャンネル。後半も4チャン、その後は8チャン。

これはYMOもそうで、卓(ミキサー)のチャンネル数が増えるほど、使う音数は逆に減って行った。

新機材が次々出て来て、それに惑わされ、移り変わるのは人の意識であって、音楽性ではない。音楽の良さは、機材の新しさじゃないのだ。

現在のシンセサイザー、例えばJUPITER-80よりも、昔のJUPITER-8後期型の方が私には魅力的。当時のハードウェア・デザイナーによる奇跡的なデザイン・センスが生きている。

4ピースのバンド形態はミニ・オーケストラだ。これはカシオペアもそう。フルオーケストラ楽団の移動ともなると大所帯でお金が掛かるが、バンド4人なら楽ちん。BOOWYもそうだ。

イギリスやアメリカは、アイリッシュ系の血がそうさせるのか、シンセもコンピュータも、アングロサクソンが産み出している。ロックというジャンルも、かの地で生まれている。

その中で、日本からYMOが出たのは誇らしい。道に迷った時は古典を紐解き、原点に帰ろうとするけれど、これは人間の回帰本能がそうさせるのだろう。ある人は江戸期の詰将棋集に帰り、ある人はバッハに、ある人はYMOに、電子楽器の技術者はMINI・MOOGにと。


S3000XLは22Khzまでしか周波数が落とせないので、仕方なくYAMAHA・SU10を購入して11Khz録音するかと諦めていたが、「MooO オーディオ変換器 1.32」というフリーソフトを使えば、LinnDrumのようなロービット・サウンドが得られる。「テクノデリック」のドラムサウンドのようになってとても良い。


音楽の機材ほど、その価値が相対的な物はない。ストラディヴァリウスなんて、もう大分昔のバイオリンだが、一億円を超えると聞いたことがある。「アマーティ」というバイオリンも同様に高価らしい。大量生産される日本の電子楽器は、数量が多いから安くなり、MIMI・MOOGはハンドメイドで数量が少ないから高価になる。

将棋ソフト「BONANZA」だって、もしあれが保木邦仁さん1人の手元にあり、公開されていなかったら、1億円以上の価値を持つと思う。細野晴臣さんの作った曲だってそう。

保木さんの場合なら、「プログラムをこうしたい」という理想があって、それを実現したのだから、尊敬に値する。細野さんも「自分の曲をこのように作りたい」という理想を形にできているのだから、これ以上恵まれた人生はない。2人とも[HO]で始まるのも、偶然とは思えない。


新デザインの新製品を追い駆けさせる各楽器メーカーが立ち止って考え直すと良いと思う。「我が社はピアノやギターのような、普遍性を獲得した楽器を産み出せたか?」・・・と。

「当時の、あのデザインのまま何一つ変えないで作り続けてほしい」と思える機材が、1980年代の製品には沢山ある。つまり、バイオリンやピアノのように普遍性を得た楽器が、日本のメーカーには沢山あるのだ。アメリカの場合なら「Prophet-5」とか 。

OSも「XP部門」、「7部門」、「8部門」と各OS別のプロジェクトを設けて、それぞれ継続サービスし続ければいいのに、と思う。「Windows XP」なんて、普遍的デザインなのに、その後改悪して行ったいい例だ。


私はVS-880も普遍的デザインと機能性だと思ったので、今後変える気はない。

久石譲さんや植松伸夫さん、テイ・トウワさんがOpcode・Visionというシーケンサーを使い続けるのも理解できる。レコンポーザもエラーが皆無なVer2.5が最高だった。

坂本龍一さんの音も、「フェアライトCMIⅡ」を使ったアルバム「エスペラント」が最高にイイ。同時発音数は8音だ。後継機の「フェアライトCMIⅢ」は坂本さんと久石さんが用いていたが、発音数は16音でモノラルだった。それなのに「天空の城ラピュタ」のあの音を見よ!

細野晴臣さんは1996年頃の雑誌インタビューで、「YAMAHA・02R」というデジタル・ミキサーを若手ミュージシャン(おそらく砂原良徳さん)が使っていると知って悔しくなったようだった。

その当時細野さんは多チャンネルの豪華な卓を手に入れて、自宅スタジオを新調し、「サンレコ」などの雑誌インタビュアーを迎撃する体制が出来ていた?ようなのだが、同じく「サンレコ」に出てくる若手ミュージシャンのインタビュー記事に影響されて?、確かこんな弱音を吐いていた。


「別にこんな立派な卓じゃなくていいんだよね。もっとショボくてもいいんだよね。そうすると僕は悔しい思いをするんですよ。もっとボロくていいんだ、と思っちゃうのね」


ブリグリの奥田俊作さんと松井亮さんもビートルズに大分影響されているようだった。松井さんは当時VS-1680を使っていた。

「1680」も、当時のビートルズが泣いて欲しがるだろうな、と思えるほどの名機だ。

矢沢永吉さん、飯野賢治さんもビートルズ大好きだったそうだし、すぎやまこういちさんもビートルズは高く評価しているので、何かが、あのサウンドには潜んでいるのだと思う。


飯野さんは中学時代に吹奏楽部を選んでいるのも最善手だ。将来の自分の仕事に直結しているから。私は運動部を選んだことが個人的には悔やまれた。部活は確か1日2時間ほど行われたはずだが、これを3年間継続できるなんて、幸運以外の何物でもない。最大のチャンスだ。「漫画研究会」を選んだ人も賢いと思う。


砂原良徳さんが言うには、「どんなシンセも、いつか必要になる時が来るから捨てられない」ということだった。

私の場合は、「あの機材のあの音が欲しいなー」という時に手元に無いのだ。機材の維持費が無い人は、安い機材で我慢するのが賢い。まずはGM音源などで地力を養ってから、少しづつ機材のレベルも上げて行くべきだ。バッハの音楽なんて、同時発音数24音のSC-55で完璧に鳴る。すぎやまこういちさんの「ドラクエ」なんて、たった3音の中に、音楽のエッセンスが凝縮されている。最高の教科書だ。


大工さんはノコギリ、トンカチ、ノミ、カンナとか、先祖代々受け継がれた普遍的な道具で、家を作り上げてしまう。レコンポーザやVisionで作るプロのミュージシャンたちだってそうだ。「人間国宝」に指定される方たちの道具もやはり「古い」物が多い。ドイツで言う「マイスター級」、日本で言えば「宮大工級」の棟梁なら、立派な音楽を作り上げることができる。

ビートルズの「2~4チャンネルの卓」とか、YMOの「発音数1音のサンプラー」と聞いて、物事の本質を悟るくらいでないとダメなのだと思う。新機材を次々追い駆ける自分にツッコミを入れられるのは自分だけ。「そこじゃないでしょ」と・・・。

そして、「旧機材」を易々と売り払う無知な自分に、ドンファンよろしくもう一言ツッコむ。

「そんな滅多に無い物を捨てちまうなんざ恥だ」と。


私も現代の古典を紐解こうかな。その名はビートルズとYMOだ。





参考資料

YMO アルバム「BGM Limited Edition」復刻盤
坂本龍一、高橋幸宏の最新「YMO振り返りインタビュー」、細野晴臣 東芝盤(1999年)インタビュー復刻の記事

ビートルズ・レコーディング機材

「Sound & Recording Magazine」 リットーミュージック

「Across The View」 J-WAVE
木曜日 放送担当 川瀬智子

「どれみふぁワンダーランド」
NHK BS2 ゲスト すぎやまこういち

DTM雑誌「PCmusic」 ソフトバンク株式会社出版部

インタビュアー:戸田誠司 ゲスト:細野晴臣


「感動をつくれますか?」 角川 one テーマ21
久石 譲 著

「ドンファン・シリーズ」 二見書房
カルロス・カスタネダ 著 真崎 義博 翻訳

「成りあがり」 角川文庫
矢沢 永吉 著 稲超 功一 写真

飯野賢治 深夜ラジオ番組「ナイトワープ」TOKYO FM

宮大工 ウィキペディア

飯野賢治 ウィキペディア


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# by saiyans | 2018-02-12 01:00 | 音楽 | Trackback
2018年 02月 11日

VS-880が好き


近所のハードオフでROLAND・VS-880を入手した。

ジャンク品コーナーで1080円だった。

デザインが素晴らしく良くて、MC-4以来の完成度だと思った。

帰宅してから電源を入れたままで、フェーダー内に詰まっている埃を金属製のピンセットで摘みながら取り除いていたら、5トラックのフェーダー内金属部分に触れた瞬間、小さな火花が飛んで、次に小さな煙も出た。

「こりゃ壊したか?」と思い、録音/再生をチェックすると、案の定5トラックのみ、音が出なくなってしまっていた。今度プラ製のピンセットを買ってこようと決めた。

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でも以前買ったYAMAHA・MD4Sは4トラックだったから、それでもトラックに余裕がある。VSはいつか修理に出そう・・・。

「ジャンク品」というだけあって30分ほどプレイしていると、ものすごいノイズが出たりして困ったが、出ない時は出ないので、なんだかなーという感じ。

いろいろチェックしてみたが、その他の機能は生きていて、ちゃんと動作するので、この機材についての勉強はできる。


OSのバージョンが古かったのでROLAND・UKからVS-880のファイルをダウンロードし、フリーソフトのMIDIプレーヤーで再生して、データをMIDIケーブルで送ったら、最終バージョンにアップデートできた。

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最初はレコンポーザで再生してデータをVSに送ろうとしたが、エラーが出て進めなかったので、これは助かった。


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私は去年から晩御飯のみの1日1食生活に移行し、ヘロヘロになりながら生きているのだが、今年の1月から反動が出て、少しでもお金が入るとコンビニ弁当などをドカ食いするようになった。

音楽の機材もここ最近は、「Prophet-6」や「アープ・オディッセイ」が欲しいなどと強欲が出てきていたのだが、2週間ほどで熱が冷め、今度はシンプルで簡素な機材が良いと思うようになってきた。これも反動だ。「断食」していたら今度は「ドカ食い」と同じ。人間はそういうふうに作られていると思わざるを得ない。

極端に走ると、今度は逆の極端に向かうのだ。




参考資料

「鈴ちゃんの Classic MIDI」

MidRadio Player

Roland VS-880 (Expanded)

ROLAND UK レガシー製品情報 (旧製品) サポート・ダウンロード


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# by saiyans | 2018-02-11 06:14 | 音楽 | Trackback
2018年 01月 23日

第二次YMOブーム到来


YMOのライブ映像で1番好きなのが「ウィンターライブ81」

CD版はエコーがかかり過ぎていて音が奥に引っ込んでしまい、聴きづらい。LD版はすごく聴き易いというか、調度イイ。

「MusicPlan」という曲の、坂本龍一のProphet-5ソロはもう最高。「AfterService」の「Key」に於けるProphet-T8によるシンセソロと同じくらい好き。


細野晴臣さん作曲の「NHK人形劇三国志OPテーマ」のメロディーはARP-Odysseyのはずだが、この音も良い。KORGの復刻版を入手するのがいいだろう。今年の三月には標準鍵盤タイプが3バージョン出るらしい。KORGはYMOファンの心が分かってる。というか、相当のYMOファンが社員にいて、ワールドツアー80のセットを再現したくて復刻したに違いない。

メンテナンスできる人は当時の機材を維持できるが、電子工作が苦手な人にはチト辛い。オシロスコープやロジック・アナライザ、テスター、などの修理道具も要るし。ハンダゴテにも習熟していないとムズイ。

Prophet-5のMIDI化キットなども海外から取り寄せられるが、途中で紛失するのが心配。高い買い物だからなぁー。

細野さんの著書「OMNI SOUND」の中で自宅スタジオが写真で紹介されていたが、「Odyssey」はキーボードスタンドに積まれていてROLAND・MPU101でPC‐9801VMとMIDI接続されていた。

2015年製の「Prophet-6」は中身がProphet-5と同じチップを採用していて、Prophet-5のプリセット音色をそのままLoad可能だそうなので、メンテナンスも考え合わせると「6」を購入するのもイイと思う。

「6」は鍵盤数が49鍵というのは「Emulator1」か、「nordleadシリーズ」に影響されたのかもしれない。インドのハーモニウムも鍵盤数が少ないので、案外対応できるものなのかも。

アルバム「テクノデリック」に使われたLMD-649というサンプラーなんて音階が付けられず、たった1音しか鳴らせないのに最高の使い方をされていて、名盤制作に貢献している。石野卓球さんも言っていたが、未だに聴くし、飽きない。


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↑ シンセプログラマーの松武秀樹さんが東芝のエンジニアにお願いして製作されたLMD-649。メモリを挿して増設できそうだから、10秒くらいはサンプリングできるのかも。※(LMD-649の写真はサイト「のびやかな暮らし」からお借りしました)


細野さんと野中英紀さんのアルバム「FOE」もすごい。LinnドラムやEmu・SP-12のドラムもイイ音がする。


シーケンサーのRoland・MC-4について細野さんは以前雑誌インタビューで

「非常に即物的な使い方ができるんですよ。なんであれの発展型を作らないのかなっていう」と答えていた。

「MC-4を使っているのも、なんか恥ずかしくなってきちゃって」という理由で、カモンに乗り換えたらしい。シンプルな機材に徹してほしかったから、惜しいな。


細野さんは5歳までにピアノを仕込まれたとしたら幸運だ。こっちの方が音大を出るより重要だと思うから。「音大卒の学歴」と「5歳までの音楽教育」どっち取る、と言われたら迷わず「5歳まで」だ。絶対音感の体得と、バッハの名曲を聴き続けて正しい音の方向性を身に沁み込ませる方がラッキーだ。

ユキヒロさんの「RYDEEN」も名曲だわーとつくずく思う。

坂本さんの「音楽」も名曲。三人が三人とも一流のプレイヤーでありコンポーザーでもあるというのは稀有だ。まさにYMOは日本の宝。YMOと「カシオペア」で私の音楽探求は間に合うな・・・。

今回YMOの日本デビューアルバムを初めて聴いたのだが、この頃から既に良い音楽を作れている。今聴いてもまったく現在の音と遜色ない。センスがイイ。こういうのを才能というのだろう。

アルバム「BGM」の時に大活躍したというROLAND・TR-808も「TR-8」として復活し、電気グルーブの活躍で有名になったBassマシンTB-303も「TR-03」として復活。

細野さんのソロアルバム「SFX」をコピーするにあたり、「TR-09」の重要性は大きい。「アンドロジーナ」のバスドラはTR-909のはずだから。シャッフル(スイング)機能も再現されているだろうから、909実機での打ち込みと変わらない演奏表現ができるだろう。ROLANDは本当に心ニクい仕事をする。YAMAHAもDX7やTⅩ816を復刻すればいいのだ。DXなんてもう筐体がガタガタで、動かす度に変な音がするから。NECも PC-8801FEやPC-9801/21を復刻してくれればいいのに。 


1995年当時、私はTB-303をアナログシンセ専門店のFive-Gに頼んで、5千円でCV/Gate端子取り付け改造をしてもらい、Kenton-Pro2で鳴らしていた。

電気グルーブのライブビデオ「ケンタウルス」に収録されている「ハイキング」という曲を当時はコピーしていたのだが、TB-303とTR-909の黄金セットを所有していたのに金欠で売ってしまうのは、後悔しかない。前世であとゼロ1桁多く施していたら、機材も維持できていたかもしれない。後悔先に立たず。

YMOの曲では「THE MADMAN」もイイ。細野さんは天才!


シーケンサーはレコンポーザでもいいのだが、彼らが使っていた機材を試してみたいという欲求もある。「カセットテープにデータをセーブ」というのも私は未経験なので。

三国志OPテーマなどは曲の後ろでテープ音の「サー」というノイズが聞き取れるのだが、これは現在なら克服されているから、ハードディスクにでも録れば問題ない。

テレコ(MTR、マルチトラック・レコーダー)というのも録音テープ版は未体験。YAMAHAのMD-4Sでは体験したけど、シーケンサーにレコーダーが同期する、或いはその逆というのは感動する。

レコンポーザで小節数を指定して再生すると、MTC(MIDI TIME CODE)によってMD-4Sはその小節箇所のタイムに換算し、シンクロ再生してくれるのだ。多重録音は、異なる機材での共同作業や、発音数が足りない問題も解決する。「音を厚くしたい」なども単に重ねれば済むので、「MIDIで一気に同期録音」よりはずっと経済的。

YMOの三人は基本的に、同じ機材を二台持つことに抵抗があるのかもしれない。頭の中で音楽をある程度完成させてからそれを譜面化し、演奏するというのを若い頃からやってきたため、シーケンサーで一発同期演奏よりは、地道に多重録音の方がシックリ来るのかも。機材が少ないほど作業部屋も広くなるので、後に続く若手ミュージシャンにも道を示す大事な役割を果たしたと思う。


「ROLAND・SBX-80のSMPTEタイムコードをMTRの1トラックに流し込んで音を重ねていく」などは一度体験してみたかったなー。面白そう。バーチャル・アナログシンセ「nordlead」は4トラックのマルチティンバー音源としても使えるので、これならProphetー5を4台用意するより経済的。こっちの選択肢も捨て難いか・・・。


MC-4などはテープに曲データをセーブしていたというが、YMOの三人がROLANDに頼めばフロッピーディスク・ドライブの取り付け改造もしてくれたと思う。彼らのお蔭で販売台数も伸びたろうから。


MC-4にしてもProphet-5、JUPITER-8にしても、制御するメインCPUがザイログ・Z80というのがイイ。8ビットプロセッサの名作だ。  


Prophet-5は「MiniMoogの5音ポリフォニック版」という開発テーマだったらしいが、確かに音のキャラクターが似ている。MOOG博士の発明があったからProphet-5はこの世に産声を上げられたのだ。

JUPITER-8大好きの土橋安騎夫さんはよく「デジタルの究極はアナログ」という言葉を雑誌インタビューで口にしていたが、ほんとにそうだと思う。





参考資料

「KBspecial キーボードスペシャル」 立東社

「Sound & Recording Magazine」 リットーミュージック

「細野晴臣OMNI SOUND」
リットーミュージック(1993/03)
オムニ・サウンド編集委員会(著)

「Yellow Magic Orchestra」 アスペクト

「勝負心」 (文春新書 950) 文藝春秋
渡辺明 著

viewz
I blog, therefore I am. FOEのメンバー 野中英紀さんのサイト
【久しぶりに細野さんに会った】

「一音会ミュージックスクール」

小林音楽教室 (絶対音感レッスン)

「絶対音感」

「あなたの音感は何型か? ~ 『絶対音感』の誤解」

プロフェット5、シーケンシャル・サーキット社の超名機シンセサイザー

松武秀樹と吉川晃司「サヨナラは8月のララバイ」~サウンドを支えた松武秀樹さん LMD-649の写真あり。

K.T's Web ~analog synthesizers


「鈴ちゃんの Classic MIDI」

YMO アルバム「BGM Limited Edition」復刻盤
坂本龍一、高橋幸宏の最新「YMO振り返りインタビュー」、細野晴臣 東芝盤(1999年)インタビュー復刻の記事

電子楽器博物館

Prophet-5 Tribute Site

Prophet-5 のメンテナンス店

RJBlog シンセ 電子工作

VintageSynthesizerMuseum

SEQUENTIALブランド復活!Dave Smith Instruments「Prophet-6」登場

伝説のシンセ ARP ODYSSEY FS と SQ-1 の台数限定パッケージが登場!

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# by saiyans | 2018-01-23 01:26 | Trackback
2018年 01月 17日

内惑星と心、外惑星と肉体の関係


去年の九月にドゥルガーのプージャをアンマのブラフマスターナム寺院で最初にやってもらったのだが、ナヴァグラハ(9惑星)ではラーフに対応するので、内面世界と外世界に変化が起こるかと思いきや、ほとんど変化がなかった。

今年の一月は土星と火星のプージャをやってもらったのだが、どうも内面に変化が現れない。

アマチによれば、生まれた時の凶星のコンジャンクション(同居)によって、人生上の不幸が示されると言っていたので、私の場合は第8室の太陽と水星、第10室の土星と火星がそれに当たると見て、ピンポイントでやってもらうことにした。

地球から見て外惑星である土星は、人体で言うところの「足」を意味し、火星は「胃」を意味するから、心の内面世界は意味しないようだ。

太陽は頭頂のクラウン・チャクラだが、これは「頭」なので「心」と対応するだろう。でも、太陽光線は無色だから問題無いかというと違っていて、より精妙なプラーナ(気)を意味するようなのだ。アーユルヴェーダではプラーナも悪影響を受けるとされるので、やはり太陽の浄化もお願いしたい。

私の場合、ラーシの第8室(最悪)に居る太陽はナヴァムシャでは第6室(敵)に居るので、相当悪い状態で生まれている。その太陽とラーシで同居する水星はこれまた最悪のデビレイテッド(悪魔的)と来ているのだから、順番から言えば太陽と水星のコンジャンクションの方を先にお願いすべきだった。

水星は知性を象徴し、善悪を識別する役割を持つが、状態が良くないので、特に「土星期」などは間違った判断を下す可能性が高い。

内惑星に当たる太陽と水星はまず、「心」に対応するに違いない。そのため、この2惑星のプージャを行えば、心の平安がもたらされるはずだ。胸の中心に位置する「月」も心を表すらしいので、はたしてプージャで清まるものなのか、興味がある。


よく聖人の絵では顔を光輪が包んで描かれているが、オーラを霊視できる人が見ると、実際にそうらしい。「頭」と「首から下」は別々のオーラ、というのも、神仏の絵には描かれている。心に不調を感じたら、内惑星を中心にプージャをお願いすると効果的かもしれない。

「祭祀の残り物」であるビブーティ(神聖灰)も約三カ月後にインドから届いたので早速、水と一緒に飲んでみたが変化は無し。クリシュナは「あらゆる罪過から解放される」と述べていたが、別になんの変化も観察できなかった。


私は江本勝さんの会社 IHM にお願いして、波動機器MRAにより健康状態を調べてもらったことがあるのだが、MRAの診断によれば、脳松果体(眉間のアジナーチャクラ)と、腸管・S字結腸からの宇宙エネルギー(プラーナ)の取り込みが弱い、ということだった。

松果体の位置はピッタリ水星の座だし、臍の下(腸)は木星が支配する性道徳の座なので、これも月と因縁がある木星が射手座で同居することで、腸に悪影響を及ぼしているはずだ。


私は前世で浮気ばかりしていたのだと思う。それで人様の妻を奪ったりして敵を沢山作ったとすれば、第6室のラーフも納得がいく。

インド占星術ってほんとすごいわ・・・。




参考資料

「バガヴァッド・ギーター」 岩波文庫
上村 勝彦 翻訳

「聖母アマチの教え」- ヴェーダの叡智 - [改題新版] 知玄舎
西田みどり 著

「マハーバーラタ」第二巻 - 森の巻 - 三一書房
聖仙ヴェーダ ヴィヤーサ 著 山際 素男 翻訳

「バイブレーショナル・メディスン」 日本教文社
リチャード・ガーバー 著 上野 圭一 翻訳
真鍋 太史郎 翻訳

「スピリチュアル・ヒーリング-宇宙に満ちる愛のエネルギー」 日本教文社
ベティ・シャイン 著 中村 正明 翻訳

「マジカル・ヒーラー」 工作舎
スタンリー・クリップナー 著 笠原 敏雄 著
アルベルト・ヴィロルド 翻訳

「東洋医学の本」 学研

「水の真力」 講談社
江本勝 著

「波動時代への序幕」― 秘められた数値への挑戦 サンロード
江本勝 著

「水は答えを知っている」その結晶にこめられたメッセージ
サンマーク出版
江本勝 著


AstroDiary

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# by saiyans | 2018-01-17 03:07 | インド占星術 | Trackback