ラーマの日記

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2017年 09月 09日

ギーターは深い


サイババは以前、ヒスロップ博士に、こう語ったことがある。

「恩寵を得るのは難しいことだと思われるかもしれない。しかし、本当はそうではない。そのための手段を知り、それを用いさえすれば、恩寵を確保することほど容易なものはないのです。『ギーター』の中にその手段が与えられている」

「ふーん・・・どこだろう?」と思い探してみると、次のような節に解答が示されていた。


「行為の成就を望む人々は、この世で神々を供養する。実に、人間界に於いては、祭式(プージャ)から生ずる成就は速やかに実現する」 バガヴァッド・ギーター 第四章。

「祭祀と布施と苦行の行為は捨てるべきではない。それは行われるべきである。賢者たちにとって、祭祀と布施と苦行は浄化するものである」 バガヴァッド・ギーター 第十八章。


祭祀とはプージャのことで、施しはサイババの奉仕団体が運営するサティア・サイ中央財団か、アマチへの寄付がベストだろう。苦行は、24時間フルタイムの断食を、月に1度くらいやればいいかも。(私も今年は1回だけやった)。サイババは以前、「神はパートタイムの帰依は認めない」と話していたので、フルタイム断食は浄化力も強いはずだ。というより、俗人ができるフルタイムの苦行なんて、断食くらいしか無いのでは?


「プージャの代金って、もう少し安くできないのかなー」と思ったが、青山圭秀さんの著書「愛と復讐の大地」の中に出てくる「シヴァ神の予言」に、どれだけ手間暇かけてヤジュナが行われるかが記されていたので、納得できた。以下にその箇所を紹介する。


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「パールヴァティはシヴァ神を讃え、祈りを捧げ、愛するこの人のディークシャ・カンダム(償いのための日々の勤行)を明らかにしたいと欲した。それは騙され、失望に沈む息子を、不幸の淵から救い出し、幸福な人生を送らせるためである。シヴァ神はそれに応え、次のように語った。」


「今ここに、わたしは彼のディークシャ・カーンダムを口述する。それは、彼のみならず、そなたをも幸福にし、満足させるためのものである」

「この人の名はマサヒデ・アオヤマであり、ディーパックとしても知られている。これを読むとき、彼は36歳だ。この時期、彼は多大な混乱の中にある。理由もなく、裁判に巻き込まれるだろう。周りの人間が困難を与える。ある人々は彼を妬み、陥れようとしている。彼は騙され、心を悩ませなければならない」

「慈善的な活動においても問題が生ずる。敵対する人々からの妨害、嫉妬。仕事における緊張と心労、重荷と遅延・・・。一連の困難に巻き込まれる。このような邪悪な結果を避けるため、彼は私の長子(ガネーシャ)のヤントラ(護符)に、マントラ(真言)とプージャ(犠牲供養)を捧げる必要がある」

「ナーディ・リーダー(予言を読む者)は、このマントラを毎日108回、朝夕唱えなければならない。果物と花、ギー(バターを精製したもの)、菓子とココナツ、ミルクなどを捧げ、48の4倍の日にち(192日間)、これを行う。その後、彼はこの護符を礼拝し、身につけなければならない。それにより、困難と遅延、重荷は取り除かれるだろう。裁判には勝ち、嫉妬する人々の企てを挫くことができるだろう。心の平安を取り戻すことができるだろう」


アマチが集めたプージャーリたちも、ナーディ・リーダーたちのように誠実な努力をしてくれるだろうから、成就する力が強いことが推察される。


それにしても、「ギーター」を解釈するのは難しい。サイババがヒスロップ博士に話していた「恩寵」とは、プージャのことだと気づくのにさえ、16年もかかった。今後はガネーシャ神へのプージャもお願いして、知性を鋭くしてもらおう。そうすれば、聖典の解釈も速く進み、余計な苦労をせずに済むはずだ。



参考資料

「バガヴァッド・ギーター」 岩波文庫
上村 勝彦 翻訳

「バガヴァン シュリ サティア サイババとの対話」 サティア サイ オーガニゼーション ジャパン刊
J・S・ヒスロップ 著 牧野 元三 監訳

「アガスティアの葉とサイババの奇蹟」 徳間書店
深野 一幸 著

「愛と復讐の大地」 三五館
青山 圭秀 著

「聖母アマチの教え」― ヴェーダの叡智 ― [改題新版] 知玄舎
西田みどり 著

日本MAセンター プージャ


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by saiyans | 2017-09-09 03:26 | 人間の霊性についての考察


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