ラーマの日記

saiyans.exblog.jp
ブログトップ
2017年 10月 04日

「サンカルパ」ってすごい


a0311886_03500095.jpg


青山圭秀さんの著書「サンカルパ」の中に、水が流れる方向による運勢の良し悪しが書いてあったのを思い出した。

「風水」の原型と言われる聖典「スターパティア・ヴェーダ」(建築の科学)に書かれているらしい。


a0311886_20583893.png


このほかにも、「土地は四角くなければならない」、「川と平行でなければならない」、「寺院にあまり近過ぎるのも良くない」などが書かれていた。

ウチは、雨水の流れる方向が北から南なので、運が良くないようだ。

近所に、南から北に流れる家があるけど、確かに栄えている。


「古代の叡智は、わしらが現代人が完全に途方に暮れた時に、息を吹き返すんだ」と、ドンファンは言っていたが、妙に納得できるのは、青山さんの書いた一連のノンフィクション本を読み続けてきたためだろう。


霊的なものの見方を現代人が失わないように、時代に応じて生まれてくるのが、青山圭秀さんのような水先案内人なのだと思う。

青山さんは例えば、アーユルヴェーダはシャシクマールさんのネチール家に教わり、インド占星術も本家筋の方に出会えて教わり、予言書も、代々それを受け継いできた家系の方から直接に話を聞き、スターパティア・ヴェーダはその家系のカニパヨール氏からというように、ことごとく本物たちからその分野のエッセンスを享受されている。

やはり第9室の強い木星(アシュタカヴァルガの値は最高点の「8」)が、青山さんを叡智に導くように働いているのだ。

青山さんの予言書には、「過去世の1つで王族に生まれた」とか、「由緒正しいブラーミンの家系に生まれ」などの記述が見られるが、王族だった頃は当然、宮廷にお付きのブラーミンたちに毎月プージャをしてもらっていただろうし、ブラーミンの頃は自分でプージャをするなど、何度も生まれ変わる度に祭祀を催してきたから、ほとんどの惑星が神的な部屋に配座する形で生まれるなどの吉祥に恵まれているのだ。

ブッダやイエス・キリストもそうだと思う。ブッダは釈迦族の王子だったし、イエスはダビデ王の家系に生まれているのは、彼らも過去世で、数え切れないほどのプージャを行ってきたから、生まれた時から心が清浄で、神を実現できるくらいの素質に恵まれて誕生できたのだ。


「スターパティア・ヴェーダ」のカニパヨール氏は、インド各地から招かれて、土地や方角の測定、建物の高さ、外壁のデザインなどをアドバイスしていたようだが、このことはこの分野の本家筋がどれほど少ないかを物語っている。

青山さん自身も、インドにある大型書店をたくさん回ってみたけれど、ほとんど文献らしいものが見当たらないことに驚いたそうだ。

同じインド文化でも、例えばインド占星術学校があり、アーユルヴェーダ学校があっても、 スターパティア・ヴェーダ学校は無いと思う。インド占星術師やアーユルヴェーダ医は沢山いても、スターパティア・ヴェーダ師というのはほとんど稀なのだ。カニパヨール氏自身にも息子がいるそうだが、まったく興味を示さないことに絶望している、というようなことを、青山さんの前で愚痴っていた。

もし日本人の誰かが、カニパヨール氏に弟子入りして、10年の修業の後に帰国、開業すれば、日本中から引っ張りダコになるだろう。土地の選定、運勢が良くなる形の家の建設など、インド直伝の叡智を母国に齎すことになれば。

それこそ、玄奘三蔵が膨大な仏典を中国に持ち帰った時や、空海が真言密教を日本に持ち帰った時くらいの歓迎を受けるはずだ。





参考資料

「サンカルパ」 三五館
青山 圭秀 著

「ドンファン・シリーズ」 二見書房
カルロス・カスタネダ 著 真崎 義博 翻訳

「慈悲・仏陀の教え」 サティア サイ出版協会
サティア・サイババ 著 

「サイババ イエスを語る」 サティア サイ オーガニゼーション ジャパン刊
サティア・サイババ 述 牧野元三 和訳

「ウパニシャッド」
シュリ・サティア・サイ・出版物日本刊行センター
サティア・サイババ 著 若林 千鶴子 翻訳

「釈迦の本 ― 永遠の覚者・ブッダの秘められた真実」 学研
NSM ブックスエソテリカ宗教書シリーズ

「空海の風景〈上, 下〉」 中公文庫
司馬 遼太郎 著

「知ってるつもり?!」 日本テレビ
弘法大師 空海
2000年10月29日放送

「知ってるつもり?!」 日本テレビ
三蔵法師 玄奘三蔵
2001年9月2日放送


[PR]

by saiyans | 2017-10-04 03:57 | 人間の霊性についての考察


<< 柿木将棋Ⅸの基本設定      DuckDuckGoをChro... >>